日本人女性にアメリカでの売春の仕事を紹介した

　米国で売春させる女性を募集したとして、警視庁保安課は３１日までに、職業安定法違反（有害業務募集）の疑いで、デートクラブ経営船木春香（３７）＝東京都青梅市二俣尾、会社役員津崎佳子（４３）＝品川区東大井＝両容疑者ら３人を逮捕した。船木容疑者は「仕事内容が売春とは思わなかった」と容疑を否認している。

　保安課によると、船木容疑者らは３０代の知人女性にＳＮＳで「ラスベガス交際案件」「保証１８０万円」と送信。観光目的と偽り米国に入国するよう指導していた。
　女性は米国の受け入れ先だった売春組織と報酬などを巡ってトラブルになり、脅迫を受けた。現地の警察に相談し、別の機関に性的搾取の被害者として保護された。

米国に日本人女性の売春あっせん　職業安定法違反容疑で3人逮捕
2024/1/31 10:21（最終更新 1/31 11:48）
https://mainichi.jp/articles/20240131/k00/00m/040/046000c

　米国での売春業務を紹介したとして、警視庁保安課は31日、東京都青梅市二俣尾4、デートクラブ経営、船木春香容疑者（37）ら男女3人を職業安定法違反（有害業務の募集）の疑いで逮捕したと発表した。

　逮捕容疑は2023年3月ごろ、米国内で売春させる目的で、その仕事の内容を伝えるメッセージをネット交流サービス（SNS）で日本人女性に送り、有害な業務に就かせる目的で勧誘したとしている。

　保安課によると、船木容疑者は「仕事の募集をしたことは間違いないが、売春になるとは思っていなかった」と容疑を否認。他の2人は「ラスベガスで売春すると、うすうすは思っていた」などと容疑を認めているという。