子育て真っ只中の石原さとみ
2020年に一般男性と結婚し、2022年に第一子を出産した石原さとみ。16年ぶりに出演した「徹子の部屋」で、子育ての喜びと大変さを赤裸々に語った。
「今は楽しいです」とにこやかに話しつつも、産後2か月間はホルモンバランスの変化により、心が追いついていかない状態だったと振り返る。ミルクと栄養補給のために「納豆卵かけごはんを飲むように食べていた」と必死だった様子が伺える。
【産後うつ病】
産後うつ病とは、出産後に起こる気分の落ち込みや不安感が強く現れる状態のこと。ホルモンバランスの変化が原因と考えられている。通常は1〜2週間で回復するが、それ以上続く場合は医療機関を受診することが推奨される。
家族や友人のサポートを得て、徐々に落ち着いてきたというが、子供がおしゃべりを覚えると、「ヤバイ」「マジで」といった大人の言葉を真似するため、家族で言葉遣いに気をつけるようになったそうだ。
【子どもの言葉の習得】
子どもは1歳半頃から単語を覚え始め、2歳を過ぎるとことばの組み合わせを覚えていく。この時期、大人のことばをそのまま真似することが多いため、適切な言葉遣いが大切になる。
子育てとドラマ出演の両立に奮闘
現在、セリフの多い検事役でドラマに出演中だが、子育てとの両立は容易ではない。「時間がないっていうのが大きかった」と振り返りつつ、「この瞬間しか(セリフを)覚えられない」状況で「集中力がついた」と語る。
【マルチタスキング】
複数の作業を同時に行うこと。作業の切り替えには注意力が必要で、効率が落ちることが多い。石原さんの場合、限られた時間の中で役作りに集中できたようだ。
今後については「やっぱり数はこなせない」と自覚しつつ、「家族に助けてもらわなきゃいけない環境」と話す。それでも「心から思える作品に出会いたい」と強い覚悟を見せた。
子育てと仕事の両立は誰にとっても大変なことだが、石原さとみは家族のサポートを得ながら、自らの芸能人としての情熱も貫いている。これからの活躍が期待される。