萩本欽一、石橋貴明、ドリフが同時間帯集結！

2028年、M-1グランプリ。 それをテレビで見つめる男がいた。
18歳で将来を嘱望されNSCへ入学した、松本人志さんだ。
「え？取材？とうとう来たね。。。（笑）」あの日を回想する松本人志は、顔は笑っていてもどこか寂しげだ。
「未だに当時の夢を見ることがあるんですよ。カンヌ映画祭で、俺が金獅子賞取って活躍する夢を」
松本さんは60歳の時に性加害報道の影響で股関節唇損傷にかかり、４年間リハビリを続けたが
結局提訴は取り下げ、吉本興業から巨額の賠償請求を受けた。
今はたこ焼き屋を営む傍ら、尼崎のスポーツジムのコーチを勤めている。
暖簾の屋号の文字は結果発表で知られる、浜田雅功さんの手によるものだ。
「いらっしゃい」。JR尼崎駅南口から歩いて３分。
「たこ焼き　ごっつ」のえび茶色の暖簾をくぐって店内に入ると白いタオルを
頭に巻いた松本人志さんと妻、凛さんの元気な声に迎えられた。
「去年の４月にオープンしました。暖簾の『ごっつ』という文字は浜田さんに書いて
いただいたものだし、開店に合わせて週刊文春やテレビでも取り上げてもらった。
おかげで、県外から足を運んでくださるお客さんが多かったのはうれしかったですね」
松本さんは本当に嬉しそうに、僕たちに語ってくれた。
とはいえ、その分、プレッシャーも大きかったという。
「たこ焼き好きはJALに乗って本場・大阪まで食べ歩きに出かける時代でしょ。
ボクが修業した五反田の老舗『みやたこ』のものは白味噌がベースなのかが特徴だから醤油
築地銀だこのような揚げたこ焼きだと信じ込んでる関東人にはモノ足りないようなんです。
それで怒られちゃったこともあるけどそれも修業のうち。我慢、我慢です」
かつてのライバルで現タイタン所属の太田について尋ねると…
「知ってます？還暦までは僕の方が(コア視聴率)上だったんですよ？」と、おどけ
「俺も文春さえ無ければって…まあ、正直事実無根なんですけど(苦笑)」
「今はもう芸人に未練はありません。今度はこの、たこ焼きで日本一になれるよう、
がんばるだけです！💦」
（写真）たこ焼きを手に持つ松本さん