放火の瞬間が防犯カメラに…ゴミに放火容疑で男(58)逮捕

商店街で路上のごみに火をつけたとして、警視庁上野署は、建造物等以外放火の疑いで、住所不定、無職、内田和雄容疑者（５７）を逮捕した。内田容疑者は同様の放火事件で有罪判決を受け、執行猶予中だった。

逮捕容疑は７日未明、東京都台東区上野の紳士服店の前の路上で、店から出たごみ３袋に火をつけたとしている。店のシャッターが焦げたが、けが人はなかった。調べに対し、内田容疑者は「記憶がないので、やったか、やっていないかも言えない」などと供述しているという。

上野署によると、内田容疑者は現場近辺で路上生活をしていたとみられる。事件当日には、近くの上野公園のごみ捨て場でもごみが燃える不審火があり、上野署が関連を調べている。

東京・上野の公園ごみ置き場に放火、器物損壊容疑で男逮捕　周辺でほかに３件
2023/11/25 12:06
https://www.sankei.com/article/20231125-Z6JYDMEJGZLILK3RMO4435OWOM/

東京都台東区の上野恩賜（おんし）公園で、ごみ袋に火をつけて燃やしたとして、警視庁上野署は器物損壊容疑で、住居・職業不詳、内田和雄容疑者（５８）を逮捕した。調べに対し、「何も言いたくありません」と話している。

逮捕容疑は２４日未明、園内のごみ置き場に置かれたごみ袋に火を放ち、焼損させたとしている。園内ではこの日、同じ時間帯にごみ置き場のぼやがほかに３件発生しており、同署が関連を調べている。

同署によると、目撃者などから複数、通報があったほか、内田容疑者自身も１１９番通報していた。警察官が調べたところ、ライター２本を所持していたという。

　東京・上野公園で、ごみ集積所に火を付けた疑いです。

　無職の内田和雄容疑者（56）は12日未明、上野公園で仮設のごみ集積所に火を付けた疑いが持たれています。

　警視庁によりますと、防犯カメラには内田容疑者がごみ袋に手を入れ、立ち去った後に火が出る様子が映っていました。

　火は駆け付けた消防隊がすぐに消し止めました。

　内田容疑者は上野公園で路上生活をしていて、取り調べに対して「イライラしていたので火を付けた」などと容疑を認めています。

　周辺では同様の被害が他にも3件あり、警視庁が関連を調べています。